投資信託とは?初心者向けに仕組み・メリット・ETFとの違いをわかりやすく解説

インデックス投資

「投資信託ってよく聞くけど、実際にはどんな商品なの?」

新NISAを始めようと調べていると、「S&P500」「オルカン」「NASDAQ100」などと並んで、「投資信託」という言葉を目にすることが多いでしょう。

投資信託は、多くの投資家から集めたお金をまとめて運用する金融商品です。

少ない金額から始めやすく、分散投資もしやすいため、初心者にも人気の商品ですよ(*´∇`*)

この記事では、投資信託の基本的な仕組みからメリット・デメリット、ETFとの違い、初心者におすすめの選び方までわかりやすく解説します。


この記事でわかること

・投資信託とは何か

・投資信託の仕組み

・メリット・デメリット

・ETFとの違い

・初心者におすすめの商品


投資信託とは?

投資信託とは、多くの投資家から集めた資金をひとつにまとめ、運用会社が株式や債券などに投資・運用する金融商品です。

投資家は「投資信託」を購入することで、1社だけではなく、多くの企業や資産へまとめて投資できます。

例えば、S&P500に連動する投資信託を購入すれば、米国の代表的な約500社へ一度に分散投資することが可能です。

そのため、初心者でも比較的少額から幅広い資産へ投資しやすいという特徴があります。

インデックス投資について詳しく知りたい方は、『インデックス投資とは?初心者向け完全ガイド』もあわせてご覧ください!

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投資信託の仕組み

投資信託は、次のような流れで運用されています。

① 投資家が投資信託を購入する

② 多くの投資家のお金が一つに集まる

③ 運用会社が株式や債券などへ投資する

④ 利益や損失が投資家へ反映される

この仕組みによって、一人では難しい分散投資もしやすくなります。


投資信託に関わる3つの会社

投資信託には、それぞれ役割の異なる会社が関わっています。

販売会社

投資信託を販売する窓口です。証券会社や銀行などが該当します。

運用会社

集めた資金をどのように運用するかを決める会社です。

信託銀行

投資家の資産を保管・管理する役割を担っています。

それぞれ役割が分かれていることで、資産管理の透明性が保たれています。


投資信託のメリット

投資信託には、初心者でも始めやすい理由がいくつもあります。

ここでは代表的なメリットを5つ紹介します。

少額から始められる

投資信託は、100円程度から購入できる商品もあります。

まとまった資金がなくても始めやすく、毎月コツコツ積み立てながら資産形成を目指せます。

分散投資がしやすい

個別株では、一つの企業に投資することになります。

一方、投資信託は複数の企業へまとめて投資できるため、一社の業績悪化による影響を抑えやすいのが特徴です。

例えば、S&P500に連動する投資信託なら、米国を代表する約500社に一度に投資できます。

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運用を専門家に任せられる

投資信託では、運用会社が投資先の選定や資産配分を行います。

そのため、初心者が個別企業を一社ずつ分析しなくても、投資を始めやすい点が魅力です。

積立投資との相性が良い

毎月決まった金額を積み立てることで、価格が高いときは少なく、安いときは多く購入することになります。

この方法は「ドルコスト平均法」と呼ばれ、一度にまとめて購入する場合と比べて、購入価格を平準化しやすい特徴があります。

新NISAを活用しやすい

新NISAでは、多くの投資信託が対象となっています。

長期で資産形成を考えている方にとって、税制面のメリットを活用しやすい点も魅力です。

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投資信託のデメリット

投資信託には多くのメリットがありますが、注意しておきたい点もあります。

元本保証ではない

投資信託は預貯金とは異なり、元本が保証されている商品ではありません。

市場環境によっては、購入時より価格が下がることがあります。

信託報酬などのコストがかかる

投資信託では、運用や管理のために「信託報酬」と呼ばれる費用がかかります。

最近は低コストの商品も増えていますが、長期運用ではわずかな差が将来の資産額に影響することもあるため、購入前に確認しておきましょう。

短期間で大きな利益は狙いにくい

インデックス型の投資信託は、市場全体の値動きに連動することを目指しています。

そのため、短期間で大きな利益を狙うというよりも、長期的に資産形成を目指す投資方法です。

値下がりすることがある

株式市場全体が下落すると、投資信託の基準価額も下がることがあります。

短期的な値動きに一喜一憂せず、長期的な視点で運用を続けることが大切です。

メリット・デメリット比較表

メリットデメリット
少額から始められる元本保証ではない
分散投資がしやすい信託報酬がかかる
専門家が運用する短期間で大きな利益は狙いにくい
積立投資と相性が良い市場全体が下落すると価格も下がる
新NISAを活用しやすい商品選びに迷うことがある

インデックスファンドとアクティブファンドの違い

投資信託は、大きく分けると「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の2種類があります。

インデックスファンド

市場全体の値動きに連動することを目指す投資信託です。

運用コストが比較的低く、長期投資との相性が良いことから、多くの初心者に選ばれています。

アクティブファンド

市場平均を上回る成果を目指して運用される投資信託です。

高いリターンを期待できる可能性がある一方で、運用コストが高くなる傾向があり、市場平均を下回る場合もあります。

比較項目インデックスファンドアクティブファンド
運用目標市場平均に連動市場平均を上回ることを目指す
コスト比較的低い比較的高い
初心者の始めやすさ始めやすい商品選びがやや難しい
長期投資との相性高い商品によって異なる

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投資信託とETFの違い

投資信託について調べていると、「ETF」という言葉を目にすることがあります。

ETFは「上場投資信託」と呼ばれる金融商品で、投資信託の一種です。

どちらも複数の株式や債券などへまとめて投資できますが、購入方法や価格の決まり方などに違いがあります。

投資信託は1日1回価格が決まる

一般的な投資信託は、1日1回算出される「基準価額」で売買されます。

注文を出した時点では、実際にいくらで購入できるか分からない場合があります。

一方で、毎月一定額を自動で購入する積立設定が利用しやすく、少額から始めやすいのが特徴です。

ETFは株式市場でリアルタイムに売買できる

ETFは証券取引所に上場しているため、個別株と同じように市場が開いている時間帯に売買できます。

値動きを確認しながら、自分で価格を指定して注文することも可能です。

ただし、商品によっては売買単位が決められており、投資信託よりもまとまった購入資金が必要になることがあります。

投資信託とETFの比較

比較項目投資信託ETF
売買する場所証券会社・銀行など証券取引所
価格の決まり方原則1日1回市場でリアルタイムに変動
購入金額100円程度から購入できる商品もある市場価格や売買単位による
積立設定利用しやすい証券会社や商品によって異なる
価格を指定した注文基本的にできない指値注文ができる
分配金の再投資商品によって自動で行われる原則として自分で再投資する
初心者の始めやすさ比較的始めやすい売買方法の理解が必要

初心者は投資信託とETFのどちらを選ぶべき?

積立投資を中心に、手間を抑えて長期運用したい方には、一般的な投資信託が使いやすいでしょう。

一方で、自分で購入価格を決めたい方や、リアルタイムで売買したい方にはETFが向いています。

どちらが必ず優れているわけではありません。

大切なのは、運用目的や購入方法、コストを比較して、自分が無理なく続けられる商品を選ぶことです。


初心者におすすめの投資信託

投資信託には数多くの商品があるため、初心者は何を選べばよいのか迷いやすいでしょう。

長期的な資産形成を目的とする場合、候補としてよく挙げられるのが、低コストのインデックスファンドです。

代表的な投資先には、次の3つがあります。

  • S&P500
  • オルカン
  • NASDAQ100

それぞれ投資対象や値動きの特徴が異なります。

S&P500に連動する投資信託

S&P500は、米国を代表する約500社で構成される株価指数です。

情報技術、金融、ヘルスケア、生活必需品など、幅広い業種の大企業へまとめて投資できます。

米国企業の成長を重視しながら、一定の分散効果も得たい方に選ばれています。

S&P500が向いている人

  • 米国経済の成長に期待している
  • 米国の大企業へ幅広く投資したい
  • 全世界株式よりも米国への投資比率を高めたい
  • NASDAQ100ほど値動きを大きくしたくない

S&P500の仕組みや注意点については、以下の記事で詳しく解説しています。

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オルカンに連動する投資信託

オルカンは、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の愛称として知られています。

日本、米国、欧州、新興国など、世界中の株式へ1本で分散投資できるのが特徴です。

特定の国に投資先を絞らず、世界経済全体の成長を取り込みたい方に選ばれています。

オルカンが向いている人

  • 世界中の株式へ幅広く分散したい
  • どの国が成長するか自分で決めるのが難しい
  • 米国だけに集中するのが不安
  • 1本でシンプルに運用したい

オルカンについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

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NASDAQ100に連動する投資信託

NASDAQ100は、米国のNASDAQ市場に上場する企業のうち、金融銘柄を除いた時価総額上位100社で構成される指数です。

情報技術や通信サービスなど、成長企業の比率が高いのが特徴です。

高い成長性を期待できる一方で、S&P500やオルカンよりも値動きが大きくなる可能性があります。

NASDAQ100が向いている人

  • 米国の成長企業に期待している
  • ハイテク企業への投資比率を高めたい
  • 大きな値下がりにも耐えて長期保有できる
  • 分散性よりも成長性を重視したい

NASDAQ100については、以下の記事で詳しく解説しています。

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H2 S&P500・オルカン・NASDAQ100の違い

3つの代表的な投資先を比較してみましょう。

比較項目S&P500オルカンNASDAQ100
主な投資地域米国全世界米国中心
構成銘柄数約500社数千社規模約100社
分散性高い非常に高いやや低い
成長性への期待高い世界経済全体に連動より高い傾向
値動き中程度比較的抑えられやすい大きくなりやすい
向いている人米国重視世界分散重視成長性重視

この中で、将来最も高いリターンを得られる商品を事前に断定することはできません。

「一番上がりそうな商品」だけでなく、下落したときにも保有を続けられるかを考えて選ぶことが大切です。

S&P500とNASDAQ100の違いを詳しく比較したい方は、以下の記事も参考にしてください。

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投資信託がおすすめな人

投資信託は、次のような方に向いています。

投資初心者

投資信託なら、1つの商品を購入するだけで複数の企業や資産へ分散投資できます。

個別企業を一社ずつ分析する負担も少ないため、投資を初めて行う方でも比較的始めやすいでしょう。

少額から投資を始めたい人

投資信託には、100円程度から購入できる商品もあります。

大きな資金を一度に用意せず、無理のない金額から資産形成を始められます。

投資に多くの時間を使えない人

毎月の積立設定を利用すれば、決めた金額を自動で購入できます。

仕事や家事で忙しく、相場を毎日確認するのが難しい方にも使いやすい方法です。

長期的に資産形成したい人

投資信託は、短期間で大きな利益を狙うよりも、長期間積み立てながら資産形成を目指す方法に向いています。

新NISAを活用し、10年、20年と継続して運用したい方にとって、有力な選択肢になるでしょう。

自分で個別株を選ぶのが難しい人

個別株投資では、企業の業績や財務状況、将来性などを自分で分析する必要があります。

投資信託なら複数の銘柄が組み込まれているため、個別企業を一つずつ選ばなくても投資できます。


投資信託が向いていない可能性がある人

投資信託は多くの人に利用されていますが、すべての人に合うわけではありません。

短期間で大きな利益を狙いたい人

低コストのインデックスファンドは、市場全体に連動する運用を目指します。

数週間や数か月で資産を何倍にも増やしたい方には、期待するスピード感と合わない可能性があります。

元本割れを絶対に避けたい人

投資信託は預貯金ではなく、元本保証もありません。

市場の下落によって、購入金額を下回る可能性があります。

一時的な値下がりにも耐えられない場合は、預貯金や個人向け国債なども含めて検討する必要があります。

自分で銘柄を選び、積極的に売買したい人

投資先を自分で細かく選びたい方や、短期的な価格変動を利用して売買したい方には、個別株やETFの方が合う場合があります。

手数料を確認せずに商品を選んでしまう人

投資信託は商品によって、信託報酬や購入時手数料などが異なります。

内容が似ている商品でもコストに差があるため、手数料を確認せずに選ぶと、長期的な運用成果に影響する可能性があります。


投資信託の選び方

投資信託は数千本以上あるため、初心者は何を基準に選べばよいのか迷うこともあるでしょう。

ここでは、長期投資を前提とした場合に確認しておきたいポイントを紹介します。

運用コスト(信託報酬)を確認する

投資信託には「信託報酬」と呼ばれる運用管理費用があります。

長期運用では、わずかなコストの差が将来の資産額に影響する可能性があります。

同じような投資対象の商品であれば、コストも比較して選びましょう。

投資対象を確認する

投資信託によって投資先は異なります。

例えば、

  • 米国株中心なら S&P500
  • 世界中へ分散するなら オルカン
  • 成長企業を重視するなら NASDAQ100

といったように、自分の投資方針に合った商品を選ぶことが大切です。

長期で続けられる商品を選ぶ

価格が上下すると、不安になることもあります。

大切なのは、「下落したときでも保有を続けられるか」という視点で商品を選ぶことです。


投資信託の始め方【5ステップ】

投資信託は、次の流れで始められます。

STEP1 証券口座を開設する

まずは証券会社で口座を開設します。

ネット証券なら、スマートフォンから申し込みできる会社も多くあります。

STEP2 新NISAを利用する

長期で資産形成を目指すなら、新NISAの活用も検討しましょう。

運用益が非課税になるため、長期投資との相性が良い制度です。

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STEP3 投資信託を選ぶ

自分の投資目的に合った商品を選びます。

迷った場合は、低コストのインデックスファンドから検討すると選びやすいでしょう。

STEP4 積立金額を決める

無理のない金額で積立を始めることが大切です。

生活費や緊急時の資金とは分けて考えましょう。

STEP5 長期で積み立てる

価格が上がる月もあれば、下がる月もあります。

短期的な値動きに振り回されず、長期的な視点で続けることが資産形成につながります。


初心者が失敗しやすいポイント

短期間で利益を期待しすぎる

投資信託は長期運用を前提とした商品です。

数週間や数か月で大きく利益を狙う方法ではありません。

暴落時に慌てて売却する

市場が下落すると、不安から売却したくなることがあります。

しかし、長期投資では短期的な値動きだけで判断しないことも重要です。

手数料を比較せずに購入する

同じような運用内容でも、商品によってコストが異なります。

購入前に信託報酬などを確認しましょう。

分散せずに1つの商品へ集中する

投資先を1つに絞りすぎると、その市場の影響を大きく受けます。

自分のリスク許容度を考えながら商品を選びましょう。


よくある質問(FAQ)

Q1. 投資信託は初心者でも始められますか?

はい。

少額から購入できる商品も多く、分散投資もしやすいため、初心者にも利用されています。

Q2. ETFとどちらがおすすめですか?

積立投資を中心に考えるなら、投資信託は始めやすい選択肢です。

一方で、リアルタイムに売買したい方にはETFが向いています。

Q3. 毎月いくら積み立てればいいですか?

正解はありません。

生活費や緊急時の資金を確保したうえで、無理なく続けられる金額を設定しましょう。

Q4. 投資信託は元本保証ですか?

いいえ。

投資信託は価格が変動する金融商品であり、元本保証ではありません。


管理人の見解

投資信託は、「少額から始められる」「分散投資がしやすい」「専門家が運用する」といった特徴から、多くの初心者に利用されている金融商品です。

一方で、元本保証ではなく、価格が下落することもあります。

私は下落した時は、安い価格の分たくさん買えるのでチャンスと思うようにしています(笑)

あては、どの商品を選んでも必ず利益が出るわけではありませんので理解してください(>人<;)

だからこそ、短期的な値動きだけで判断せず、自分の目的やリスク許容度に合った商品を選び、長期的な視点で運用を続けることが大切です。


まとめ

投資信託は、多くの投資家から集めた資金をまとめて運用する金融商品です。

初心者でも少額から始めやすく、1本で分散投資できることが大きな魅力です。

この記事のポイントを振り返ると、

・ 少額から始められる

・ 分散投資がしやすい

・ 長期投資との相性が良い

・ ETFとは売買方法などに違いがある

・ 自分の目的に合った商品選びが大切

まずは投資信託の仕組みを理解し、無理のない金額から長期的な資産形成を始めてみましょう。


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